日曜日に行くと40人待ちはザラで、幾度となく諦めていたお店がこちら。
つけ麺 五ノ神製作所(東京都新宿区)
一説によると新宿界隈は日曜日に休みの店が多いので、この店にお客さんが集中するらしい。でもなぜかこの店を思い出すのは日曜日なのだ。
ということで11時頃に万全の体制でスタンバイ。その甲斐もあって20人待ちですんだ。
待っていると店員さんが声をかけてくれるので、券売機で買ってもう一度列に並ぶ。
この看板も素敵。海老の眼にはビー玉が入っている。
待つことおよそ40分で入店。まずはビールで乾杯だ!
ハートランドの瓶ビール。暑い日には最高だ。ジョッキの形がかわいい。
そしておつまみメンマ。
肉厚のメンマを串にさして提供してくれる。まさにザ・おつまみに仕立て上げるなんて、粋なお店じゃないか。
ビールを飲む暇もなくつけ麺が到着。
えび玉つけ麺 800円
「女性の方には小盛をおすすめしています」という忠告に従い、小盛(180g)を選択。確かに並盛270g、大盛360gととてもボリューミー。小盛の場合は、トッピング1品サービスとなり、チーズを選択した。
スープを口に含むと・・・
海老が、海老が、海老がぁ!!!
海老が口の中で襲い掛かってくる。海老の強烈な旨みは十分感じるものの、どうにも味が薄い。と思いきや、麺と絡めると、麺の甘みとよく合うぞ。食べすすめたあとのキャベツのさっぱりした口当たりとシャキシャキした食感が良いアクセントになっている。
そして、この麺が秀逸。決して極端な太麺ではないのだが、食べ応えがあって、スープによく絡む。
スープがすぐ冷めてしまうのは残念だったな。今や、どこのお店も冷めない工夫をしているので余計に気になってしまった。
でも期待しないでお願いしたチーズがスープに合うのはびっくりした。もともとは海老トマトつけ麺用に用意されたとみたが、もちもちモツァレラチーズは海老にも合う。
海老トマトつけ麺 880円
こちらは洋風で、海老つけ麺と違って味も濃い。トマトの酸味は抑えられ、海老のコクが強調されている感じ。
麺にはジェノベーゼソースがのっており、バケットも添えられている。
お店の奥にはこんなボードが。
いつ樹が本店だったのね。いつ樹も行ってみたいお店なのだが、小作というなかなかに行きにくいロケーション。神田の鮮魚ラーメンも行かなくては。
大盛360gなので大食漢の方も満足できるのではないだろうか。なんとスープも1杯おかわりOKという充実ぶり。小盛ならトッピングも楽しめるのでそれはまたよし。人気の理由は誰と行っても楽しいってことだな。
海老つけ麺は他にフランチャイズのブランドもあると思うが、それでも結構マイノリティな分野。魚介好きはぜひ食べてほしい。