コクのあるスープの旨み、さすがの安定感。麺屋武蔵新宿本店(東京都新宿区)

ラーメンはあちこち食べに行っているが、この年になって初武蔵。

麺屋武蔵新宿本店
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武蔵のフラッグシップ店。このほかに武蔵のブランドと屋号とあわせたダブルブランドとちょっとファミレス化したシングルブランドなる他店舗があるらしい。

新宿駅西口新宿小滝橋通りを北に進み、郵便局の手前の角を曲がると右手にある。

土曜日の午後2時すぎ、混雑してはいたが待たずに座る。
麺屋武蔵というと、ラーメン界の雄。行列のイメージがある。なぜすぐ座れるのだろうか・・・?
というかすかな疑問が食券売り場で解ける。

そう、お値段がお高いのだ!

濃厚つけ麺950円(税込)
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ビジュアルさみしすぎ。
ついているのは写真にちらっと写っている角煮1個だけ。武蔵濃厚つけ麺ならこれにチャーシューがもう1個と卵が付くのだが、なんと1,000円オーバー。

昼に1,000円オーバーって・・・今どきそんなランチしませんぜ。

なぜ高いのか?もちろんお店が自信あるからだろうが、麺が1kgまで無料だからというのもあるに違いない。若者思いかもしれないが、じゃあこの値段は?ちぐはぐ感が拭えない。

だが、高いだけあって味はさすが。万人受けしながらも個性がある。スープは鰹節・煮干しの魚介系と鳥ガラ・豚骨の動物系のダブルスープというありがちな構成なのに、独特の旨みとコク。

「武蔵で食べたつけ麺はこんな味だった。」とすぐ思い出せる。

オーナーはアパレル業界の出身。アパレルブランドを立ち上げたが事業に失敗。仲間から「さんまの煮干し」というのがあると聞いてスープの味付けがひらめき、ラーメンで一発逆転を目指したんだそうだ。

そして新規参入の多い競争の激しい世界で長い期間トップに君臨しているからすごい。

麺は細めだが食べごたえ十分。角煮も旨し。ビールも500ml缶400円とまあまあ。

内装もラーメン店にありえないぐらいがんばっている。

けどつけ麺のビジュアルなんとかしてくれ~~!

麺屋武蔵新宿本店

プロフィール
提出用写真フリーライター 山際貴子 東京都中野区在住のフリーライターです。 IT系を中心に企業取材、インタビュー、コラム執筆を行っています。お仕事のご依頼はこちらからお願いします!→お問い合わせ

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