文芸

ヤマギワは本でできている

縦横無尽にはりめぐらされた物語の糸を辿る。「祈りの幕が下りる時」(東野圭吾著・講談社文庫)

見に行きましたよ、映画も。エンドロールで、思わず叫ぶ。「小日向さぁぁぁん!!!」存在感が半端なかったよ、小日向さん。娘役は子供時代、娘時代、大人時代とそれぞれ女優ささんが交代したが、小日向さんは父親役を一人で通した。だからこそ露出が高く存在...
こころみマガジン

平穏と狂気が重なり合う芸の道。「仏果を得ず(三浦 しをん著・双葉文庫)」

「大阪の本屋と問屋が選んだほんまに読んでほしい本」2014年選定作、らしい。その評価違わず、ほんまに読んでほしい。稀代の書き手、三浦 しをんさんが描く文楽の若手太夫の物語だ。仏果を得ず(三浦 しをん著・双葉文庫)若手太夫・健は、ある日人間国...
ヤマギワは本でできている

重い愛、残酷な才能。「雪の鉄樹 」(遠田潤子著・光文社文庫)

全然関係ない話だが、先日相棒season12 第13話「右京さんの友達」を再放送で見た。ファンの間では神回と言われており、私自身も甲斐亨時代では一番の傑作だったと思う。杉下右京の若き相棒・甲斐亨が初めて「右京さん」と呼び、右京に毒島という心...
ヤマギワは本でできている

当たり前に生きる喜びをかみしめて。「プラージュ」(誉田哲也著・幻冬舎文庫)

WOWOWで絶賛放映中らしい星野源主演のドラマの原作となっているのがこの本。プラージュ(誉田哲也著・幻冬舎文庫)2016年の秋に放映されたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でホシゲンが演じた津崎平匡は彼女いない歴35年だったが、ナチュラルなイ...